スクリーミング・マッド・ジョージ
SCREAMING MAD GEORGE

•スペシャル・エフェクト・アーティスト、映画監督
イリュージョニスティック・シュールレアリスト
大阪芸術大学 特殊映像美術 客員教授
ロシア武術システマインストラクター

1975年に18歳で渡米、ニューヨークの芸術大学でファインアートを学ぶ。産声を上げたばかりのパンク、ニューウェイブに熱中し、CBGBなどでシアトリカルパンクバンドとしてグロテスクなステージを繰り広げるなか、映像芸術、特殊メイクに進路を定め独学でショートフィルムを制作。

1983年、リック・ベイカーの下で丁稚奉公のチャンスを得てハリウッドへ移るも頓挫、代わりに『コクーン』の仕事を紹介される。特殊メイク草創期の現場で下積みをしつつ作成したハロウィンイベント用のモンスタースーツが評判になり、1986年 『ポルターガイスト2』でプロデビュー。

以後、映画、ミュージックビデオ、ステージ演出、CM、カフェプロデュースなど多数の作品を手掛け、自バンドのボーカルやテレビ出演など表舞台の表現者としても活躍。現在は大阪を拠点に活動しており、大阪芸術大学客員教授、作品制作、トークショー/テレビ/ラジオ/ライブ出演など多彩なキャラクター性を発揮している。

中でもロシア武術システマのインストラクターという肩書は異彩を放っているが、そのルーツはNY時代に習いはじめた合気道であり、LAに引っ越してから通った近所の道場の先生が、映画デビュー前のスティーブン・セガールであった。

2019年夏、個展『特殊幻視覚アートショー スクリーミング・マッド・ジョージ展』(あべのハルカス大阪芸術大学スカイキャンパス)を開催。高校時代の作品から新作まで網羅する大回顧展となった。

その作風から"ホラー好き"と勘違いされがちだが、創作の核となっているのはシュールレアリズム(超現実主義)であり、グロテスクそのものは寧ろ苦手とする。嫌いな食べ物はホルモン、イカ、タコ、貝などで、気持ち悪くて食べられない。

近年の作品には、初期より取り入れている錯視に加え音・光・動きを融合させた"体感型"のものも多い。その"狂気×驚異"の世界は、時代と共に進化し続けている。

【代表作など】
・映画 ポルターガイスト2
・映画 エルム街の悪夢4
・映画 帝都大戦
・映画 ソサエティー
・映画 ガイバー(初監督作品)
・音楽 スリップノット マスク(~3期)
・音楽(MV) マリリン・マンソン / スウィート・ドリームズ
・音楽(MV) オジー・オズボーン / アイ・ジャスト・ウォント・ユー
・音楽(MV) コーン(KORN)
・音楽(MV) メタリカ
・音楽 聖飢魔II アルバム / 恐怖のレストラン カバーデザイン
・音楽 X アルバム /Jealousy ジャケット・東京ドームステージデザイン
・メディア作品 ヒデ 雑誌『フールズメイト』 対談・写真
・TV NHK BS2 真夜中の王国 マッド・ジョージコーナー
・舞台 シンクロニシティ(国際花と緑の博覧会/EXPO'90)
・カフェ パラノイアカフェ

Birthday: 1956年10月7日
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